SAMURAI Z1 コーティング R34GT-T

SAMURAI Z1プレミアムBODYコーティング作業です。
5日間の作業日程で預かりました。

STRは整備工場なので、二柱リフトを持っています。そのリフトを使用することは、コーティング専門店では行えないメリットが多く含まれてきます。まずは通常ポリッシャーを掛け辛く手抜きになりやすい車両の下側をリフトアップすることでいとも簡単に最適の位置に出来ます。勿論、ポリッシャーだけでなく、コーティング剤の塗布も容易になり、ムラの無い作業が出来ます。これは非常に大きなメリットです。

リヤバンパーの下側は、通常ではあまりポリッシャーを掛けたりしません。しかし、最近のお車ではデフューザーが装着されていたり、実際には磨きたいパーツは存在しています。

また、今回は再度ステップの一部が変形している状況でしたが、整備工場なので、当然そのような作業は日常的に行う作業。先に丁寧に作業をしておき、しっかりとコーティング作業に入っていきます。

洗車、鉄粉除去、細かい部分の洗浄などを行い、マスキングをしてポリッシャーを掛けられる状況になるのに●1日かけます。

そして、磨き作業を2日間以上行います。この作業が長すぎると思われるかもしれませんが、磨き作業は、短縮しようとすればいくらでも粗削りを行うことで短縮できてしまい、見た目ではなかなか判断できない仕上がりの差が、丁寧にゆっくりゆっくり磨いた場合とでは実は大きく変わってきます。単純にクリア層をいかに破壊しないようにするかという事ですが、工程を増やし、時間をかけることでそれは誰にでもできる作業であるのに、どこの専門店も行わない事が多い作業となります。古い車であればその作業はなおさら意味を持ってきます。

更に2日間掛けて、コーティング剤を加水分解させながら塗面に定着させて完成です。完成後の超撥水効果を確認していただくと、その水玉の立ち具合がどれほどすごいかお分かりいただけると思います。撥水核と呼ばれるこの水玉の立ち具合は、業界屈指の角度となり、水が転がるとは、このこと。と、実感できます。

 

それがSAMURAI Z1 STRヴァージョン施工の神髄になります。

2019年05月02日|コーティング:コーティング